皆様、『プルコギ』はご存知ですか?食べたことはあっても自分で作る事って中々無いかと思います。そもそもどうやって作るの?必要な材料は?ってなる方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は『プルコギ』の美味しい作り方をはじめ、豆知識やおすすめの食べ方など教えていきたいと思います。
プルコギって何?
プルコギってどこの料理なのでしょうか。実は朝鮮半島の代表的な肉料理の一つです。
味付けは、甘口で「醤油」がベースの下味地につけた薄切りの牛肉を野菜や春雨と一緒に焼く、あるいは煮る料理です。朝鮮戦争最中に庶民の間で生まれた料理だと言われています。私が思うのは、戦時中で牛肉が食べられたのかと思うと意外でした。「プルコギ」にはこのような歴史がありましたね。
では、名前の由来ですが「プルコギ」の「プル」は火、「コギ」は肉と言う意味があり、そのまま日本語にすると「焼き肉」という感じになりますが実は「すき焼き」の方がイメージ的に近いと言えます。
プルコギの美味しい食べ方
前述にもある通り、味のベースは「醤油」です。肉にまず醤油ベースの調味液で下味をつけ、野菜と春雨と一緒に焼くか煮ます。代表的な調味液の内容は、醤油・砂糖・蜂蜜・ごま油・ニンニク・生姜・りんご・ヤンニョムなどを混ぜ合わせています。また、お肉を漬ける時間はお肉の質、レシピによって30分〜一晩と多様である。一緒に炒めるものとしては、玉ねぎ・長ネギ・ピーマン・キノコ・春雨などが代表的です。お米と食べる、ロールパンやバーガーパンに挟んで食べる、サンチェなどで包んで食べるなどおすすめの食べ方も多様です。
とは言っても気軽に作りたいのに牛肉使うのは気が引けるなあと思う方もいらっしゃると思うのでその時は「豚肉」を代用して頂いて構いません。名前も『テジプルコギ』になります。
美味しく作ることしては、やはりお肉を漬け込む段階が一番大事だと思います。前述でりんごのすりおろしを調味液に入れると書きましたが、このように「果物」を用いる理由は甘みや風味を加える事だけでなく、一緒に漬け込むお肉を柔らかくする効果があるのです。漬け込む際は軽く揉み込むように揉んで漬け込みましょう✨
プルコギの作り方✨

[材料]〜2人前〜
- 細切れ肉(牛肉でも豚肉でもお好みの方で)・・・200g
- 玉ねぎ・・・・・・100g
- にんじん・・・・・40g
- 長ネギ・・・・・・1/4本
- しいたけ・・・・・3個
- ニラ・・・・・・20g
- もやし ・・・・1/3袋
- おろしニンニク・・大さじ1
- ●醤油・・・・・大さじ3
- ●唐辛子・・・・3本
- ●はちみつ・・・・大さじ1
- ●砂糖・・・・・大さじ1.5
- ●白いりゴマ・・・・大さじ1.5
- ●酒・・・・・・・大さじ1
- ●ごま油・・・・・大さじ1
- ●お湯・・・・・・・大さじ3
- ●コチュジャン・・・・・小さじ1.5
- ●おろしニンニク・・・・・大さじ1
[作り方]
|下準備| にんじんは皮をむき、細切りにしましょう。玉ねぎは薄切りにしましょう。ニラは根本を切り落として、4〜5cm幅に切っておきましょう。しいたけはいしづきを落としてスライスしておきましょう。●唐辛子は中の種を取り除き、細かく輪切りにしておきましょう。長ネギも食べやすい大きさに切っておきましょう。
- ボウルに●の材料を入れ、肉を入れ揉み込みます。落としラップを被せて30分程度冷蔵庫に置きます。*良く漬け込む為にラップをしっかり液に密着させるようにしましょう。
- 中火で熱したフライパンに油をひき、野菜類を炒めます。この時、ニラと長ネギはまだ炒めないようにするのがオススメです。
- 玉ねぎが透明になったら、1を加え、そのまま中火で炒めます。
- 肉の色が変わったら、ニラと長ネギを加え再度中火で炒めます。お湯を入れて軽く煮るように水分を飛ばしていきます。最後にニラ、長ネギ、ゴマ、おろしニンニクを入れます。
最後にニラ・長ネギ・ゴマ・おろしニンニクを持ってきた理由は香味食品だからです。一番最後に入れることで香りをより引き立たせます。 - お皿に盛り付けて完成です。
まとめ

いかがでしたか?『プルコギ』は意外と簡単に作れてしまうものです。味付けは人それぞれ好みがあり、基本は甘口の醤油ベースですが、唐辛子多めの辛口が好きな方もいたりと様々ですのでベースに沿って自分好みの味付けを見つけてお料理してみてください✨
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